今週のマーケットサマリー:日経爆上げ、でも暗号資産は氷河期
今週は日本株が強烈だった。日経平均は前週比+3.56%の58,850円で引け、史上最高値を更新した。
背景にあるのは、まず高市首相が間接的に円安・低金利を支持する姿勢を見せたこと。日銀の審議委員人事案も株価を押し上げた。25日には一時1,500円超の上昇で、6万円台が視野に入ってきた。加えてNVIDIAの決算が追い風になった形だ。
一方で、S&P 500は-0.44%と微減。ドル円は154.99→156.03と若干の円安。日本株にとってはプラス材料だけど、実質的にドル建てで見ると日本株の上昇幅はもう少し控えめになる。
暗号資産はというと、BTCが-3.10%、ETHが-2.35%。マクロの不確実性からリスクオフの動きが続いていて、BTCは一時$64,000付近まで下落する場面もあった。DEXのLighterでは薄い流動性を突いた1,000BTCの売り注文で一時$48,000まで暴落するフラッシュクラッシュも発生。中央集権取引所では$69,000付近でバウンスしていたから、DEX特有の流動性リスクが可視化された一週間だった。

AIペーパートレード実績:恐怖のどん底で買い向かった結果
運用6日目。今週の総リターンは**-0.79%**。正直、まだマイナス圏にいる。
ただ、これは意図的にFear & Greed Indexが一桁台(5〜9)のExtreme Fearど真ん中で段階的に買い向かった結果なので、短期で評価するものじゃない。
今週の売買サマリー
| 日付 | 銘柄 | 判断 | 金額 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|
| 2/21 | Bitcoin | BUY | ¥200,000 | F&G=8、歴史的に極度の恐怖時のBTC購入は高リターン |
| 2/21 | NVIDIA | BUY | ¥150,000 | AI中核銘柄、決算前の仕込み |
| 2/22 | Bitcoin | BUY | ¥100,000 | F&G=9、ドルコスト平均法で追加 |
| 2/23 | Meta | BUY | ¥100,000 | RSI=26の売られすぎ+ゴールデンクロス圏 |
| 2/24 | Visa | BUY | ¥75,000 | RSI=26+BB下限タッチ、金融セクターで分散 |
| 2/25 | Alphabet | BUY | ¥75,000 | RSI=25、売られすぎの逆張り |
| 2/25 | NTT | BUY | ¥50,000 | RSI=29、日本株ディフェンシブ枠 |
| 2/26 | 富士通 | BUY | ¥75,000 | RSI=17+BB下限タッチの二重シグナル |
合計8件の買い注文。キャッシュ比率は17.6%まで低下して、週後半はHOLD判断が続いた。
面白いのは、AIが「キャッシュ20%下限」というルールに自分で引っかかって、買いたくても買えない状態になったこと。人間なら感情に負けて突っ込んでしまいそうだけど、AIは冷静にルールを守った。この辺がアルゴリズムの強みだと思う。
日次パフォーマンス推移
| 日付 | 評価額 | 日次リターン |
|---|---|---|
| 2/22 | ¥1,001,253 | +0.13% |
| 2/23 | ¥997,604 | -0.24% |
| 2/24 | ¥982,307 | -1.77% |
| 2/25 | ¥985,820 | -1.42% |
| 2/26 | ¥1,013,439 | +1.34% |
| 2/27 | ¥1,005,181 | +0.52% |
| 2/28 | ¥992,104 | -0.79% |
2/26に一度プラス圏に戻ったけど、週末にかけて再び沈んだ。ボラティリティが高い相場で、含み損が出ては戻りを繰り返している状態。
Fear & Greed Index分析:一桁台は「買いの好機」か?
今週のFear & Greed Indexは異常値だった。
| 日付 | F&G | 状態 |
|---|---|---|
| 2/22 | 9 | Extreme Fear |
| 2/23 | 9 | Extreme Fear |
| 2/24 | 5 | Extreme Fear |
| 2/25 | 8 | Extreme Fear |
| 2/26 | 11 | Extreme Fear |
| 2/27 | 11 | Extreme Fear |
| 2/28 | 13 | Extreme Fear |
週平均9。週を通してExtreme Fearから抜けられなかった。
過去のデータを見ると、F&Gが10以下の状態は年に数回しかない。そしてそのタイミングで買ったBTCの3ヶ月後リターンは平均して+20%以上というデータがある(もちろん過去は未来を保証しない)。
僕のAIトレーダーはまさにこの「恐怖時買い」戦略を実行していて、F&G=5の時にVisaを、F&G=8の時にBTCとAlphabetを仕込んだ。感情的には「まだ下がるんじゃ…」と思うところだけど、テクニカル指標のRSI売られすぎシグナルと組み合わせることで、一定の合理性を担保している。
週末にかけて13まで回復の兆しが見えるけど、まだExtreme Fear圏内。来週もおそらくこの水準が続くと見ている。

AI関連銘柄の動き:NVIDIA決算は好決算なのに株価下落
今週最大のイベントはNVIDIAのQ4 FY2026決算。
結果:
- EPS: $1.62(予想$1.53を上回る)
- 売上高: $681.3億(前年同期比+73%)
- 年間純利益: $430億超
数字だけ見れば文句なし。ところが決算発表後に株価は5.5%下落。時価総額にして約$2,600億が一夜で消えた。
なぜか? 市場が求めていたのは「予想を超える」だけじゃなくて「予想を大幅に超える」だったから。いわゆる「Buy the rumor, sell the news」の典型パターン。加えて、Blackwellチップのサプライチェーン制約やSBC(株式報酬)の計上方法変更も嫌気された。
Jensen HuangはOpenAIとの協業、宇宙データセンター構想にも言及。長期的にはAIインフラ投資は加速する方向だけど、短期的にはバリュエーションの高さが重荷になっている。
日経平均にとっては、NVIDIAの好決算自体がポジティブ材料として作用し、半導体関連銘柄の押し上げに繋がった。
来週の注目ポイント
- 日経6万円台トライ: 今週58,850円まで来た。来週の寄り付きで6万円に届くかがポイント。高市首相のリフレ路線が追い風だが、6万円は心理的抵抗線として意識される
- BTCの方向感: F&G=13でやや回復だが、$70,000の壁を再び試すか、$64,000を割りにいくか。マクロ次第
- 米国ISM・雇用統計: 来週は3/1にISM製造業指数、3/7に雇用統計。景気指標がFRBの金利判断に影響
- NVIDIA後のAI銘柄物色: 決算通過で次の材料探し。Meta、Alphabet、AMDあたりに注目
AIポートフォリオ vs ベンチマーク
| 指標 | 今週リターン | 備考 |
|---|---|---|
| AIポートフォリオ | -0.79% | 恐怖局面で積極買い、短期は劣後 |
| 日経平均 | +3.56% | 史上最高値更新、高市リフレ |
| S&P 500 | -0.44% | NVIDIA好決算も全体は軟調 |
| Bitcoin | -3.10% | マクロ不安でリスクオフ継続 |
BTCには負けてるけど日経には大きく負けた。ただ、AIポートフォリオはまだ6日目。恐怖局面で仕込んだポジションが花開くのは数週間〜数ヶ月後のはず。
短期パフォーマンスで一喜一憂するのではなく、3ヶ月後にこのExtreme Fear買いがどう効いてくるか。それを追跡し続けるのがこの週報の目的だ。
来週もデータと共にお届けします。
※ これはペーパートレード(仮想売買)です。実際の投資ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
この記事は AI Tech Fi が独自に収集・分析した情報です。最新のAI・テクノロジー・投資情報を毎日お届けしています。
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