【2026年3月第3週】AI投資ウィークリー|イラン情勢で荒れる相場、ロボアドの実力は?ChatGPTで銘柄分析する方法も紹介

AI投資

イラン情勢が長期化して、マーケットがかなり荒れている。3月4日には日経平均が史上5番目の下げ幅、3月9日には史上3番目の下げ幅を記録した。ホルムズ海峡の封鎖が続く中、原油価格の高騰が投資家心理を冷やしている。

ただ、3月16日にはAI関連銘柄を中心に米国株が急反発。ベセント財務長官がホルムズ海峡の一部船舶通過について「当面問題ない」との認識を示したことで、原油価格がやや下落し、安心感が広がった形だ(ロイター)。

こういう相場こそ、感情に振り回されずに淡々と運用してくれるロボアドバイザーやAI投資ツールの出番。今週も最新データをまとめた。

ロボアドバイザー実績比較(2026年2月末時点)

主要ロボアドの最新実績を並べてみる。データは各公式サイトおよびHonNe(exidea.co.jp)の2026年1月末集計を参照。

サービス 直近3年リターン 直近1年リターン 累計リターン 手数料(税込) NISA対応
ROBOPRO +83.46% +25.51% +173.08% 年1.1%
SBIラップ AI投資 +74.71% +22.12% 年0.66%
WealthNavi +72.85% +20.20% +158.68%(CEO口座) 年1.1%
SUSTEN(NISA) +62.39% +15.39% 成果報酬型
THEO +57.82% +13.63% 0.715%〜1.1%

ROBOPROが3年・1年ともにトップ。サービス開始(2020年1月)からの累計は+173.08%で、100万円が約273万円になった計算だ(ROBOPRO公式)。AIが40以上の先行指標を分析して毎月ポートフォリオを組み替えるという仕組みが、イラン情勢のようなショックにも柔軟に対応できている。

ちなみに、直近6ヶ月だとWealthNaviが+16.45%でトップに立っている。短期と長期で順位が入れ替わるのが面白いところ。

WealthNaviはCEO柴山氏の口座(リスク許容度5)で、投資額累計775万円→評価額2,005万円(+158.68%)を公開中(WealthNavi公式)。預かり資産は1.8兆円を突破し、NISA対応という点も含めて初心者には一番始めやすい。

THEOは3年以上運用した顧客の99.9%(2024年末時点)がプラスの損益という実績を公開している(THEO公式)。手数料が最安0.715%まで下がる長期割引があるので、コスト重視派には選択肢になる。

今週のAI投資ニュース

1. 投資家の4割が生成AIを活用 ── ChatGPTが圧倒的首位

WOZが投資家1,002人に実施した調査によると、投資情報の収集に生成AIを使っている人は約4割。利用ツールはChatGPTが74.2%、Geminiが47.9%、Claudeが13.7%という結果だった(マイナビニュース 3月6日)。

使い方としては「市場の動向やトレンド把握」(49.1%)が最多で、次いで「投資用語や基礎知識の学習」(46.1%)。利用者の約7割が「投資判断の精度が上がった」と回答している。

一方で、未利用者の35.7%が「情報の正確性に不安がある」と回答。ハルシネーション(AIの嘘)リスクへの警戒感がまだ強い。正直、これは正しい懸念だと思う。AIの出力を鵜呑みにするのは危険で、必ずファクトチェックが必要だ。

2. DIME4月号「テスタ×ChatGPT AI投資入門2026」特集

雑誌DIMEの4月号で、資産230億円超の個人投資家テスタ氏とChatGPTを組み合わせたAI投資特集が組まれている(DIME)。注目は「ChatGPT・Gemini・Claude、用途別の使い分け」で:

  • ChatGPT: 論理的推論、チャート画像認識、複雑な資産計算
  • Gemini: 最新ニュース解説、YouTube動画要約(Google検索連携)
  • Claude: 決算書の長文読解、経営陣の姿勢のニュアンス分析

逆に、 Perplexity(検索特化AI)でファクトチェックする「二段構え」の活用法も紹介されていて、実用的な内容になっている。

3. Forbes「2026年に買うべきAI関連米国株3選」

Forbes JAPANが2026年注目のAI関連銘柄として、エヌビディア・マイクロソフト・アルファベットの3社を挙げた(Forbes JAPAN)。エヌビディアは2025年10月時点で時価総額5兆ドル(約771兆円)を超えており、AI半導体市場の支配的地位は変わらない。

IG証券のレポートでは、AI半導体テスト装置大手のアドバンテストが2026年3月期に売上高9,500億円(前年比+21.8%)、営業利益3,740億円(同+63.9%)への上方修正を発表(IG証券)。日本株でもAI半導体セクターの勢いは健在。MONEY PLUSの記事でも、キオクシアが全市場の売買代金でダントツのトップになったと報じられている。

4. 未上場Anthropic(Claude)への間接投資が話題

Claudeを開発するAnthropicは未上場だけど、関連銘柄経由で間接的に投資する方法がマネーボイスで紹介されている(マネーボイス 3月12日)。大口出資者のGoogle(Alphabet)やAmazonの株を通じてエクスポージャーを取る手法だ。

今週試せるAI投資テクニック★:ChatGPTに決算データを食わせて3分で銘柄スクリーニングする方法

今週試せるAI投資テクニック★:ChatGPTに決算データを食わせて3分で銘柄スクリーニングする方法

今週の実践テクニックはこれ。ChatGPTを使って、決算データから「買いか?見送りか?」を爆速で判断する方法を紹介する。

やり方

Step 1: 決算データを入手する

証券会社のサイトやIR BANKなどから、気になる企業の決算短信PDFをダウンロード。あるいは、四季報オンラインの業績データをコピーしてもOK。

Step 2: ChatGPTにペルソナを設定する

ChatGPTの「カスタム指示」に以下を入力しておく:

あなたはウォール街で30年の経験を持つヘッジファンドマネージャーです。
一般的な免責事項は不要。常に最悪のシナリオを優先して指摘し、
リスクは断定的に表現してください。
数値の根拠は必ず決算データから引用すること。

これでAI特有の「〜の可能性もあるかもしれません」みたいな曖昧な表現が減って、はっきりした分析が返ってくるようになる。

Step 3: プロンプトで一気に分析

決算PDFをアップロードして、以下のプロンプトを送る:

この決算短信を分析して、以下の項目を表形式で出力してください:
1. 売上高成長率(前年比)
2. 営業利益率の推移(3期分)
3. フリーキャッシュフローの健全性
4. 負債比率とリスク
5. 同業他社との比較ポイント
6. 総合評価(5段階)と理由

最後に「3つのリスク要因」と「買い判断に必要な条件」を箇条書きで。

これだけで、普通なら30分かかる決算分析が3分で完了する。

Step 4: Perplexityでファクトチェック

ChatGPTの分析結果で気になった数字は、Perplexityに「〇〇社の2026年3月期 営業利益は?」と聞いて裏取りする。出典リンク付きで返してくれるので、AIの嘘に騙されるリスクを大幅に減らせる。

実際に僕がやってみた結果

アドバンテストの決算をこの方法で分析してみたところ、AI半導体需要の強さは確認できた一方で、「地政学リスク(特にイラン情勢による原油高騰→コスト増)」と「為替変動リスク」をリスク要因として明確に指摘してくれた。人間だと楽観に引っ張られがちなところを、冷徹に分析してくれるのはAIの強み。

ただし、ChatGPTは古いデータで回答することがあるので、最新の株価や業績予想はPerplexityやGeminiで必ず確認しよう。

まとめ

今週はイラン情勢で相場が大荒れだったけど、こういう局面でこそ冷静な判断が大事。ロボアドバイザーは感情を排除して淡々と運用してくれるし、ChatGPTなどの生成AIは情報整理と分析のスピードを劇的に上げてくれる。

初心者へのアドバイス:まずはWealthNaviで月1万円の積立から始めて、慣れてきたらChatGPTで個別銘柄の分析も試してみよう。「AIに全部任せる」のと「AIを道具として使いこなす」の両方ができると、投資の幅がかなり広がる。



今すぐ始めるなら

※免責事項: この記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の判断と責任で行ってください。ロボアドバイザーの運用実績は過去のデータに基づくものであり、将来のリターンを保証するものではありません。記事内の数値は2026年3月19日時点の情報です。


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