「投資の情報収集に毎日1時間以上かかってる…」
これ、僕もずっと同じ悩みでした。ニュース、決算、為替、AI関連の新サービス。見る場所が多すぎて、気づくと「読むだけ」で朝が終わります。これ、ほんとに消耗します。
そこで最近かなり効いたのが、GeminiのDeep Researchを“投資リサーチ専用ワークフロー”として使う方法です。結論から言うと、最初にテンプレを作ってしまえば、毎朝10分前後で「その日の判断材料」が揃うようになりました。
この記事では、
- 何を準備すればいいか
- 具体的にどこを押すか
- そのまま使えるプロンプト
- 僕が実際にハマった注意点
をまとめます。
まず押さえるべき前提(料金と機能)
今回の手順は、Google OneのAIプランに含まれるGemini機能を使います。
公式のGoogle One「Google AI Plans」ページでは、たとえば以下のように案内されています。
- Google AI Plus:¥1,200/月(200GB)
- Google AI Pro:¥2,900/月(5TB)
ただ、 同ページ上で、Proでは「Gemini 3.1 Pro / Deep Research のより高いアクセス」や「Gemini CLI・AI Studioの高い上限」に言及があります。
ここは投資判断でも大事で、
**“毎日使うなら、実運用コストを月額で先に固定できる”**のが強いです。
さらにGeminiヘルプ「Use Deep Research in Gemini Apps」では、次の点が明示されています。
- Deep ResearchはGoogle Searchを既定ソースとして使える
- 必要ならGmailやDriveなど別ソースも追加できる
- レポート生成は通常5〜10分程度
要するに、これは雑談チャットではなく「情報源を指定して調査レポートを作るモード」。この理解に切り替えると一気に使えるようになります。
今日作るゴール(ここだけ見ればOK)
今日は次の状態を作ります。
- 毎朝使う「投資リサーチ用の定型プロンプト」を作成
- Deep Researchで5〜10分のレポートを作成
- レポートをそのまま売買判断に使わず、自分のチェックリストで再評価
- 最後に1行メモ(実行/見送り理由)まで残す
この4つを固定すると、情報収集が「なんとなく読む作業」から「意思決定の準備」に変わります。
Step 1:GeminiでDeep Researchを開く
PCで gemini.google.com を開きます。
画面下の入力欄付近にある Tools から Deep Research を選択。
スクリーンショット的な見え方
- 画面下部の入力ボックス左側にツール切替
- そこを押すと「Deep Research」が出る
- 選ぶと「調査プランを作る」前提のUIに切り替わる
初回はここで迷いやすいです。通常チャットのままだと、長文要約はしてくれても「調査設計」が弱くなります。
Step 2:ソースを投資向けに絞る
Deep Researchでは、Sources から調査ソースを調整できます。
まずは次の方針がおすすめです。
- 既定のGoogle SearchはON
- 自分の運用メモ(Drive)を使うなら追加
- ノイズになるソースは増やしすぎない
最初は「全部入れた方が精度が上がる」と思いがちですが、実際は逆です。
情報量が増えすぎると、意思決定が遅くなります。
僕は最初、ニュース・ブログ・SNSを全部混ぜて失敗しました。出力は立派でも、行動に落ちないレポートになるんですよね。
Step 3:このプロンプトをそのまま使う
以下は、僕が毎朝使っているベースです。日本株でも米株でも、暗号資産でも使い回せます。
あなたは投資リサーチアシスタントです。
目的は「今日の売買判断に必要な材料を、短時間で比較可能な形で集めること」です。
対象:
- 監視銘柄: NVDA, MSFT, BTC, ETH
- テーマ: AI関連の需給変化、業績インパクト、規制/政策、金利感応度
出力要件:
1. 24時間以内の重要トピックを5件以内に要約
2. 各トピックについて
- 事実
- 市場インパクト(上昇/中立/下落の仮説)
- 反証シナリオ
- 今日確認すべき追加データ
3. 最後に「今日の行動案」を
- エントリー候補
- 見送り候補
- 監視継続
の3つに分けて提案
制約:
- 推測と事実を明確に分離
- 不確実性が高い箇所は明記
- 過度に断定しない
このフォーマットのポイントは、反証シナリオを必ず書かせること。
これを入れるだけで、後から読み返したときの後悔が減ります。
Step 4:Research planは必ず一度編集する
Deep Researchは、送信すると最初に調査プラン案を出します。ここでそのまま進まず、Edit planで1分だけ調整してください。
僕が毎回いじるのはこの3点です。
- 時間範囲(24h / 7d)
- 対象資産(銘柄・通貨)
- 最終出力形式(比較表 / 優先順位)
この1分編集だけで、出力の使い勝手はかなり変わります。

Step 5:5〜10分待って、読む順番を固定する
ヘルプ記載どおり、レポート生成には通常5〜10分ほどかかります。
ここでのコツは、完成後に読む順番を固定することです。
僕の読む順番
- 結論(行動案)
- 反証シナリオ
- 事実の根拠
- 追加確認データ
普通は「根拠から読む」んですが、朝の実務では先に結論を掴んだほうが早いです。結論→反証の順で読むと、勢いでポジションを持つ事故が減ります。
Step 6:売買前に“30秒チェック”を入れる
AIレポートは便利ですが、そのまま発注は危険です。
僕は次の30秒チェックを固定しています。
- その情報、一次ソースに当たれるか?
- 値動きの原因を1つに決めつけてないか?
- 逆方向シナリオを書けるか?
- 損切り位置を数字で言えるか?
この4つで1つでも曖昧なら、見送りにします。
実運用で効いたテンプレ(朝と夜)
朝(情報収集)
今日の市場で「AI関連資産」に効きそうなトピックを5件以内で。
各トピックは、事実/インパクト仮説/反証/確認データをセットで。
最後に、寄り前に確認すべき優先順位TOP3を出して。
夜(振り返り)
今日の相場で、朝の仮説が当たった点・外れた点を比較して。
外れた理由を「データ不足」「解釈ミス」「ノイズ反応」に分類。
明日の改善ルールを3つだけ提案して。
この朝夜セットを回すと、AIが“占いツール”じゃなく“改善ツール”になります。
よくある失敗パターン
1) 質問が広すぎる
「今日の相場どうなる?」みたいな聞き方だと、当然ふわっとした答えになります。
対象資産・時間軸・判断用途まで絞るのが必須です。
2) レポートを保存しない
見た直後は分かった気になりますが、1週間後に検証できないと成長しません。
最低でも「実行/見送り理由」1行は残すべきです。
3) プラン調整を省略
Deep Researchの強みは調査プランを編集できること。ここを飛ばすと、通常チャットとの差がほぼ消えます。
まとめ:最初の30分で、毎日の1時間を取り戻せる
正直、最初は「またAIの新機能か…」くらいの気持ちでした。
でも、投資の現場では**“何を読むか決めるコスト”**が一番重い。Deep Researchはそこを削ってくれます。
- 最初にテンプレを作る(30分)
- 毎朝は5〜10分で回す
- 最後は自分のチェックリストで止める
この流れにしてから、情報に振り回される感じがかなり減りました。
もし最近、AI投資情報の洪水で疲れているなら、まずはこの記事のプロンプトをそのまま試してみてください。僕の感覚だと、1週間回せば「自分に合うかどうか」ははっきり判断できます。
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本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言・勧誘を行うものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。記事内の機能・料金・提供条件は執筆時点の公開情報に基づき、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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