結論から言うと、AIの予測を使って相場に合わせた運用を試したいならROBOPRO、できるだけ考える時間を減らして長期の資産形成を続けたいならWealthNaviが候補になります。
どちらも「おまかせ」で運用できるサービスですが、売りにしている考え方はかなり違う。ROBOPROは金融市場の先行きをAIで予測し、資産配分を動かすタイプ。WealthNaviはリスク許容度に合わせた分散運用を、積立やリバランスまで含めて続けやすくしたサービスです。
僕はこの2つを比べるとき、過去の利回りだけで決めないほうがいいと思っています。相場が良い時の数字は目を引くけれど、下落局面でどんな動きをするのか、手数料に納得できるのか、そして自分が何年続けられるのか。ここを先に見たほうが、あとで「思っていた運用と違った」となりにくいです。
申し込み画面を開く前に、毎月いくらなら無理なく積み立てられるか、生活防衛資金とは分けられているかも確認しておきたいところ。投資額が大きすぎると、サービス選びより先に、相場の上下で気持ちが持たなくなります。
2026年の公式情報で見る2サービスの違い
まず、公式サイトで確認できる特徴を整理します。
ROBOPROは、AIで金融市場を予測し、その結果をもとに投資配分を変更する資産運用サービスです。公式サイトでは、リスクや景気循環、金融環境の変化を捉え、さまざまな相場への対応を目指す仕組みを説明しています。手数料は年率1.1%(税込)で、毎月のETF取引コストも含まれると案内されています。
公式サイトでは2026年10月の利用者向け市況解説も案内されており、月ごとのAI予測や市場環境を確認できる点も特徴です。運用の中身を完全に放置するというより、「今月はAIがどう見ているのか」を確認しながら使うサービスに近い印象があります。
一方、WealthNaviは、5つの質問による無料診断から運用プランを決め、買い付けやリバランスなどの面倒な作業を自動化するサービスです。公式サイトではNISAにも対応し、2年以上利用している顧客の9割以上がプラスの損益だったという案内があります。ただし、この数字は過去の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。
規模感も大きく、公式サイト上では預かり資産が2.1兆円を突破、運用者数が50万人利用中と表示されています。前者は2026年7月7日時点、後者は2026年3月31日時点の情報です。利用者の多さやサービスの継続性を重視する人には、安心材料になりやすいでしょう。

ROBOPROが向いている人
ROBOPROに向いているのは、次のような人です。
- 相場環境に応じて資産配分を変える運用に興味がある
- AIの予測やリバランスの考え方を確認しながら投資したい
- 株式だけでなく、複数の資産に分散したい
- 値動きが大きい時も、仕組みを理解したうえで続けられる
ROBOPROの面白さは、相場が変わったときに投資配分が固定されないことです。公式サイトには、AIの予測をもとに、緻密に、時には大胆に投資配分を動かすとあります。
ただ、ここはメリットであると同時に注意点でもあります。AIが予測するからといって、毎回うまく当たるわけではありません。予測が外れることもあるし、売買が増えれば、それだけ運用結果が市場全体と違う動きになることもある。AIという言葉だけで「損をしにくい」と考えるのは危険です。
WealthNaviが向いている人
WealthNaviは、投資を続けるための手間を減らしたい人に向いています。
- 投資経験が少なく、最初の設計を自分だけで決めにくい
- 毎月の積立を自動化して、相場を頻繁に見たくない
- 資産配分やリバランスを自分で管理するのが面倒
- 長期・分散を基本にして、淡々と続けたい
特に「何を買うか」より「続けられる仕組み」を重視する人には相性がいい。僕自身、投資では銘柄選びよりも、相場が荒れたときに余計な操作をしないことのほうが難しいと感じます。自動化の価値は、作業時間の短縮だけではなく、感情的な売買を減らせるところにもあります。
ただし、WealthNaviも預金ではありません。市場が下落すれば評価額が下がる可能性がありますし、自動運用だから損失が消えるわけでもない。公式サイトが案内する「2年以上利用した顧客の9割以上がプラス」という数字も、対象期間や条件がある過去実績です。自分の将来の利益として受け取らないようにしたいところです。
手数料で選ぶときの注意点
ロボアドを比較するとき、手数料だけを見て安いほうを選ぶのは少し危険です。
見るべきなのは、提示された運用手数料に何が含まれるか。ROBOPROは公式サイトで年率1.1%(税込)と案内し、毎月のETF取引コストも含まれるとしています。一方で、税金や入出金に関する条件など、サービスの手数料とは別に確認が必要な項目もあります。
手数料が年率1%前後でも、10年、20年と運用すれば差は積み上がります。とはいえ、安さだけで選んで続かなければ意味がない。自分でリバランスをする時間、相場急落時に冷静でいる難しさまで含めて比較するのが現実的です。
迷ったら、最初に決めるべき3つのこと
どちらを選ぶか迷ったら、サービス名ではなく自分の運用方針を先に決めます。
1. 何年使うつもりか
短期間で結果を出そうとすると、どちらを選んでも値動きに振り回されやすい。まずは5年、10年単位で考えられる余裕資金を使うことです。
2. どの程度の下落に耐えられるか
評価額が10%下がったら不安になるのか、30%下がっても積立を続けられるのか。この感覚を考えずに始めると、下落時に解約してしまう可能性があります。
3. 運用の中身をどこまで見たいか
AIの予測や資産配分の変化を確認したいならROBOPRO。細かい判断を減らし、診断結果に沿って長く続けたいならWealthNavi。ここを基準にすると、比較がかなり楽になります。
まとめ:AI投資は「当てるサービス」ではなく「続ける仕組み」で選ぶ
ROBOPROとWealthNaviは、どちらが絶対に優れているというより、運用の考え方が違います。
AIによる相場予測と配分変さらに興味があるならROBOPRO。投資の設計や日々の作業を任せて、長期の積立を続けたいならWealthNavi。僕なら、過去のランキングではなく「下落したときも使い続けられるか」で選びます。
公式情報は今後も更新されるため、申し込み前には各サービスの最新の手数料、リスク、NISA対応状況、出金条件を確認してください。
参考:
- ROBOPRO公式:https://ai.folio-sec.com/
- WealthNavi公式:https://www.wealthnavi.com/
NISA口座候補として定番。
※この記事は投資判断を勧めるものではありません。掲載情報は公式サイトで確認できる内容をもとにしていますが、サービス内容や数値は変更される場合があります。投資には元本割れのリスクがあります。利用や投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。
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